タイタニックのローズ本人は実在したのでしょうか。
映画『タイタニック』は1997年に公開されたジェームズ・キャメロン監督の映画。
17歳だったヒロインのローズが沈没事故に巻き込まれました。
ローズとジャックの胸を締め付けられるラブストーリーは描かれていましたがおばあさんになるまでのその後の人生は描かれていませんよね。
事故後ローズは全く違うほかの人と結婚し子供を産んでいます。
ジャックという最愛の人がいたのにどうしてなのでしょうか?
ローズの最後やモデルとなった実在の女性、生き残ったローズのその後について書いています。
今回は『タイタニックのローズ本人は実在?その後おばあさんまで子供にも話さなかったわけも!』と題してタイタニックのローズ本人は実在?その後おばあさんまで子供にも話さなかったわけなど調べてみました。
タイタニックのローズ本人は実在した?
タイタニックのローズ本人は実在したのか見ていきましょう。
改めておはようございます。
— エビちゃん【静岡出身】今まで本当にお付き合いありがとうございました👋アカウントは残します🙇 (@popebi999) April 12, 2021
明日と明後日になりますが、今から109年前の1912年に全長269.1mの“夢の豪華客船”【タイタニック号】が北大西洋に沈没しました。
14日の23時過ぎに氷山に衝突、それから僅か数時間後の15日の深夜2時過ぎ沈没、1513人が犠牲となりました。
映画化もされ大ヒットしました🚢 pic.twitter.com/GhgcsLe3TA
タイタニックのローズ本人は実在した人物ではなくジェームス・キャメロン監督のイメージで作り上げた人物です。
映画『タイタニック』の中ではジェームス・キャメロン監督が実在した人物も登場させているのでローズも実在しているように感じますね。
『タイタニック』のローズにはモデルとなる人物がいたのだとか。
ローズのモデルになったのはアメリカ人芸術家ベアトリス・ウッド。
彼女は芸術家・女優・雑誌『Blind Man』の創刊者。
『ダダイズムの母』でもあります。
『ダダイズム』は反芸術運動や思想のことで、当時第一次世界での国や政治に対する不平不満を芸術で表現する人々が多くいました。
ベアトリス・ウッドは自身の感性を大いに生かした多彩な女性として活躍していました。
自立した行動、自立した考えを持つ彼女をモデルにしたジェームス・キャメロン監督の思いが詰まっているのがローズなのですね!
タイタニックのローズ本人実在か気になるその後おばあさん子供にも話さなかったわけ
タイタニックのローズ本人実在か気になるその後おばあさん子供にも話さなかったわけを見ていきましょう。
『あなたのおじいちゃんにも話さなかったわ』
孫娘に語っていました。
ローズは100歳というおばあさんになってから、なぜあのトレジャーハンターの前で話すまで、誰にも話さずに秘密にしていたのでしょうか。
初恋って、胸の内にしまっておきたい、大切な思い出として持っている人が多いからなのではないでしょうか。
こんな悲劇な事故とロマンティックな出会いがあるとなおさら。
トレジャーハンターの捜索で過去がよみがえったことでようやく話す気になったのでしょう。
タイタニックのローズ本人実在か気になるその後の人生
1997年の映画『タイタニック』ローズが救出された後わかっている手掛かり。
- 『ローズ・ドーソン』としてジャックの苗字を名乗った
- おばあさんになるまで生きた(100歳)
- 孫がいる(結婚し子供を産んだ)
- これまでジャックのことは誰にも語らなかった
手掛かりはこんな感じです。想像ばかりになってしまいますが、考えていきます。
ローズは事故後女優になっています。2人の子供にも恵まれました。
ジャックと悲劇の別れを経験した後、ローズは引き返してきた休憩ボートに助けられ一命をとりとめます。
映画の内容では婚約者キャルとローズは再会しません。
キャルは生き残った乗客の中にローズを見つけたいと探し回り見つけることはできませんでした。
ローズは救出後、ニューヨークに行き1人で新たな生活を始めます。
映画では上記の内容となっていますが、キャメロン監督が書いた脚本版ではキャルは避難民の中からローズを探し、会うことに。
ローズの決意は決まっているのでキャルをきっぱり拒否します。
『私たち取引しましょう。あなたは私には何の関係もない人なの。二度と私に逢おうなんて思わないで。私のあとをつけたり、探したりなんかしないで。もしそうしてくれたら、私は黙ってるわ。何も言わない。昨夜のあなたの姿は—あなたのやったことは誰の目にも触れなくてすむわ。誰にも知られない。』
ローズが黙っていることと
- キャルがジャックに濡れ衣を着せて沈む船底に置き去りにしたこと
- ローズとジャックに向けて発砲したこと
- お金の力で救命ボートに乗ったこと
結婚前に相手のずるいところを見る事が出来てよかったです。結婚後タイタニックの時代ならなおさら取り返しがつきませんもんね><
『そうすればあなたが必死の思いでしがみつく、「上流社会の名誉」とやらも、失わずにすむんだわ』
すぱっと伝えるローズですが。
『私はタイタニックと運命をともにしました。母にそう言ってちょうだい』
全部投げ出してローズはジャックとタイタニックを選んだのですね。
キャルはというとローズに対する気持ちを素直に伝え、本心がわかります。
『ローズ、君は僕にとってかけがえのない存在なんだよ』
キャルはお金でなんでも望み通りにしてきましたが、心の中では本当にローズを愛していました。
実際にはキャルがローズに愛を伝えるシーンはカットされたため、キャルは嫌なイメージのままエンディングを迎えました。
カットされていなくても嫌な事には変わらなかったかもしれませんね。
ローズはキャルに気持ちを伝えられますが、ローズの心は変わりません。
『かけがえのないのは宝石でしょう。さようなら、ミスター・ホックリー』
救助船はニューヨークに到着、ローズは生き残った人々と共に係りの人に質問されます。
『名前は?』
『—ドーソンよ。ローズ・ドーソン』
ドーソン。。。ジャックの苗字ですね。ジャックがタイタニックに乗る直前時間ギリギリに勝ち取ったチケットでした。
タイタニックの名簿にも名前のないドーソン。新たな人生を歩むローズには素敵な名前となりました。
トレジャーハンターのセリフ
映画の冒頭でトレジャーハンターがローズの身元確認として、劇中で話していたことがあります。
- 女優だった
- 旧姓はドーソン
- カルバートという男性と結婚
- 田舎に移り住み、子供を2人産んだ
- 夫は亡くなり未亡人
上記のことを話していました。映画であるようにローズは結婚するまでジャックの苗字のドーソンを名乗って生きてきたんですね。
アメリカに移り住んだばかりのころは飲食店や大きな屋敷のお手伝いをして働いていたかもしれません。
女優をしていたとのことで、スタイルの良さや美貌でスカウトをされたのかもしれませんね^^
結婚して子供を産んだということはトレジャーハンターの話から分かりますね。
#タイタニック を吹き替えで観るのは初めてだから、ローズおばあちゃんの最初の方の台詞「映ってる顔はとうにもう違う」が気になってDVDを探し出して確認してみた。英語だと「The reflection has changed a bit」。洒落っ気があって面白いから記憶の端に残ってたのかな。 pic.twitter.com/bmRMYs14my
— アニミスク (@animisc) December 26, 2018
ローズの写真
あらためて観るとタイタニックはジャックの差し伸べた手をローズが取り、そして放し、またその手を取るまでのお話で…作中でふたりが手を取り合う描写がもの凄く多いんですよね。
地上波📺🎞まで後22日。楽しみです✨ pic.twitter.com/AUkx3sNrHh— Aya (@Ayafanart) April 21, 2021
『タイタニック』の最初におばあさんになったローズが『いつも持ち歩いているの』と話していた写真たち。
ラストシーンで映し出されることとなります。
- 大きなポートレイト写真
- 大きな魚を釣り上げた時の写真
- 世界を旅したであろう写真
- 学校を卒業したと思われる写真
- パイロット姿の写真
- 馬にまたがって笑っている写真
映っていました。ジャックはローズに馬の乗り方を教えてあげるという話をしていましたね。
ローズはジャックとの約束通り自由に生きたようです。当時の時代の女性が馬にまたがることなどなかったので実際にやってのけたのか、女優として役柄でとることがあったのかもしれません^^
アメリカの時代背景
タイタニック沈没は1912年に起きたことです。ローズは17歳でした。
1910年代~1920年代はアメリカやヨーロッパなど教育を受けた女性が増え女性の自立が叫ばれるようになった時代です。
多くの女性が社会進出を果たしていきました。
ローズも時代の流れに乗り、自立した女優となり、結婚をし子供を育てるといった自然な生活を送ってい行ったのでしょうね。
晩年田舎で生活していたことからもローズらしいゆったりとした生活を好んだのでしょう。
タイタニックのローズ本人実在か気になるなぜ結婚し子供を産んだのか
タイタニック久々に見返したんですけど、まさに名作映画だなって改めて思いました🙇♀️
昔はうるっときた程度でスルーしてた演奏家の最後のシーンに号泣してしまい、ローズが乗っていた板に絶対ジャックも乗れただろ…って思ってしまった自分に呆れたりと濃ゆい3時間でした🥰 pic.twitter.com/mXWOlkXU0v
— 羽 (@toaru_1925) April 27, 2020
きっとジャックとの約束を守るためだったのでしょう。
なぜほかの人と結婚して、しかも子供までって『タイタニック』ファンなら思いますもんね。
でも、子供を授かったのも『ジャックの願い』でありました。
ジャックが海へと沈む前にローズに言っていたセリフがこれです。
君は無事に助かる。助かって、子供をたくさん産むんだ。
You’re gonna get out of here, you’re gonna go on and you’re gonna make lots of babies,
彼らを育てて、成長を見届けて、
and you’re gonna watch them grow.
年を取って、老婦人になって、温かいベッドで死ぬ。
You’re gonna die an old… an old lady warm in her bed, not here,
今夜、こんなところで、こんなふうに死ぬんじゃない。いいね?
not this night. Not like this, do you understand me?
引用:ジャック最後のシーンのセリフ(『タイタニック』)
『約束するわ』と答えていて愛する人との永遠の別れを感じながら誓ったのですね。
う~ん切ない(><)
ローズはこの約束を守ることが心の支えで愛するジャックが生きていた証なんだとも思っていたかもしれませんね。
ジーンと胸に来ますね。。。
タイタニックのローズ本人は実在?その後おばあさんまで子供にも話さなかったわけまとめ
今回は『タイタニックのローズ本人は実在?その後おばあさんまで子供にも話さなかったわけも!』と題してタイタニックのローズ本人は実在?その後おばあさんまで子供にも話さなかったわけなど調べてみました。
映画『タイタニック』を映画館に観に行ったのは社会人になったばかりでした。
ただただ惹かれあう2人を観ていたことと沈みゆくタイタニック離れてしまう2人に感動し、ビデオを何度も観ました。
約20年の歳月を経て観ると若い頃にかえるようでした。
ジャックとローズの出会いは短かったけれど、ローズの後の人生を色濃く変え後押しをした素晴らしい出会いだったなと愛は深く長く永遠に続いていたのだと感じました。
まだご覧になっていない方やもう一度ご覧になりたい方は動画を探してみてくださいね!!
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